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こんにちは、永山です!
一般的の腰痛は腰周りの骨や筋肉の炎症、神経の圧迫など、単純なメカニズムで生じているように思われています。
そのため、処方される薬も鎮痛薬、血管拡張薬、抗炎症薬などです。
しかし、それだけでは治らないケースも多いといわれています。
本日は治療や手術で治らない「脳が引き起こす腰痛」について解説致します。
1. 慢性腰痛とは?
腰の痛みが3か月以上続く状態を「慢性腰痛」といい、腰に異常がないのにも関わらず、痛みが続くケースと、腰の異常が治っても、痛みが続くケースの2種類あります。
痛みを感じたり、落ち着くことを繰り返すのも特徴の一つです。
小学生から高齢者まで幅広い年代にこの症状が見られますが、なかでも都会で事務職をしている30~50歳代の働き盛りに多いことがわかっています。
2. 痛みの発生場所と原因とは?
実は、痛みを感じるのは「患部」ではなく「脳」なのです。
病院で治療を続けているのに治らない、手術をしたのに痛みがぶり返す、といった場合は、脳のエラーによって腰痛が長引いている可能性があります。
通常は、患部にダメージを受けると、その信号が神経を伝い、脳にある「偏桃体」という部分に到達することで初めて「痛み」として感じます。
腰痛もなんらかの原因により、偏桃体が興奮することで腰痛が発生することがあります。
その場合は患部ではなく脳のエラーを解消する必要があるのです。
では、どのようなときに脳のエラーが起きてしまうのでしょうか?
ストレスが原因となるケース
本来なら、腰に受けたダメージが解消されると扁桃体の興奮は収まり、痛みも消えます。
しかし扁桃体は「感情脳」ともいわれ、ストレスや不安などの感情も司る部位です。
そのため、腰が治っていても、なんらかのストレスや不安を強く感じていると扁桃体が興奮し続けてしまい、患部の状態とは関係なく、痛みが発生する原因となります。
呼吸が浅い人は要注意
ノースウエスタン大学の研究によると、慢性腰痛の人は、健康な人に比べて脳の血流が全体的に少なくなっていることがわかっています。
血液には、肺から吸収した酸素を全身に行き渡らせる役割があるので、血流が少ないと充分な酸素を脳に供給できなくなります。
そこで脳に充分な酸素を届けるために重要なのが呼吸です。
ゆっくりと深い呼吸をすると、全身の血流が良くなり、脳にも充分な酸素が行き渡り、機能が正常化するので、脳のエラーによる痛みを改善できます。
3. 酸素を取り入れる呼吸法
①手の親指を腰にあてて両手で左右の腰を軽く掴みましょう
↓
②鼻から4秒かけてゆっくりと吸い込みます
↓
③呼吸を4秒とめます
↓
④口から8秒かけてゆっくりと吐き出します
お腹の中に風船をイメージし、その風船に空気を入れる、出すということをイメージしてみましょう!
4. 腰痛との向き合い方
ポジティブに考えてみる
考え方を見直すことでストレスの感じ方が大きく変わります。
時には、0か100に物事を捉えるのではなく、「このくらいでOK!」と考えることも大事です。
「腰痛でまったく仕事にならないから、もうだめだ」と考えるのではなく、「腰痛はあるけれど、これだけの仕事ができた」と前向きに考えるようにしましょう!
好きな事を楽しむ
痛みのことばかり考えてしまうと、それがストレスとなり痛みが悪化することもあります。
運動をする、趣味を楽しむ、美味しいご飯を食べるなど、自分が好きなことをしていると、ストレスが解消されます。
そして、このとき脳からドーパミンが放出され、痛みを抑える仕組みが活発化するので、腰痛の軽減にも繋がります。
「気づき」に目を向ける
腰痛があると、出来て当たり前なことも困難となり、嫌気がさすこともあると思います。
しかし当たり前のことが出来ないと思うよりも、今の状態だから気づけた!ということに目を向けてみましょう。
きっと普段では気づけなかった感謝や幸せがあるはずです。
このように考え方を変えてみることで、ストレスの悪循環を断ち切りやすくなります。
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記事を書いた人
Dand.A