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こんにちは、岸本です。
独特の香りと風味で鍋やお浸しなどに欠かせない「春菊」ですが、とても栄養価が高くダイエットに効果的なことをご存知でしたか?
11月から3月にかけて旬を迎える春菊は、なんとレタスの約3倍もの「食物繊維」含んでいるのです。
さらに、スーパーなどで手軽に購入できるため、すぐに取り入れられるダイエット野菜ですね。
本日は、春菊のダイエット効果、オススメ調理方法についてご紹介します!
1. 春菊とは
葉のギザギザが特徴的な春菊は、よく鍋やお浸しなどに使用されるキク科の野菜です。
独特の香りと風味を持ち、春になると菊に似た花が咲くことからこの名前がつけられたといわれています。また関西では「菊菜(きくな)」とも呼ばれています。
春菊は葉の切れ込み具合によって種類が分かれます。
切れ込みの浅い春菊は「大葉種」
切れ込みの深いものは「中葉種」
葉が細めで切れ込みが深いものは「小葉種」になります。
大葉種は中国地方や九州などで多く栽培されていて、中葉種は東日本に多く見られます。小葉種は現在あまり栽培されていません。
2. 注目すべき「春菊」の栄養成分
春菊は緑黄色野菜のひとつでもあります。冬野菜の中でも貴重な緑黄色野菜のパワーはみなさんもすでにご存じだと思います。
それでは、春菊の注目すべき栄養成分をご紹介していきます。
β-カロテン
春菊に含まれている豊富な栄養素の中でも特に注目されている栄養素が「β-カロテン」です。
そんな春菊に含まれるβ-カロテンの含有量は葉物野菜の中ではトップクラスです。
β-カロテンには皮膚や粘膜を保護、丈夫にしてくれる効果があるので、風邪予防や喉や肺などの呼吸系統を守る働きがあります。ほかにもアンチエイジング効果、生活習慣病予防に効果的です。
食物繊維
春菊には100gあたり3.2gの食物繊維を含まれています。この食物繊維による整腸作用により、便秘を改善できるのです。
さらに春菊の緑色にふんだんに含まれる「クロロフィル」は、食物繊維が入れない腸の細かいヒダまで入っていき有害物質や老廃物を排出させる作用があります。
そのため、春菊を食べることで便秘を改善し、デトックス力を高めることができるのです。
カルシウム
春菊には「カルシウム」も多く含まれています。
カルシウムはミネラルに分類される栄養素であり、骨や歯を強くする働きや神経の興奮を和らげる効果から骨粗しょう症の予防が期待できます。
ビタミンK
春菊には「ビタミンK」という脂溶性のビタミンも含まれています。
ビタミンKは血液凝固や止血作用に効能がある栄養素です。
さらに、カルシウムを取り込むサポートも行ってくれるので、血液の止血や丈夫な骨を形成するのに欠かせない栄養素です。
αピネン、ペリルアルデヒド
「和風ハーブ」とも呼ばれる独特の香りがありますが、それはαピネンとペリルアルデヒドいう成分によるものです。
αピネンは、ひのきにも含まれている成分で、リラックス効果があるといわれています。
ペリルアルデヒドは、シソと同じ成分の香りで、防腐作用もあるといわれています。
この2つの香りは副交感神経を優位にしてくれ、体をリラックスさせてくれると共に、胃腸の消化を活発にしてくれる働きがあります。
3. 春菊のオススメ調理方法をご紹介
アクが少なく「生でも食べられる」
春菊はアクが少ないので下処理をしなくても食べられる野菜です。
そのため、葉の部分は生でも食べることができます。
また春菊の葉の部分は加熱するほど苦味が増してしまうので、春菊の苦味が苦手な方はサラダなどで生のまま食べる方がオススメです。
鍋に入れて「β-カロテン」の効果をUP
春菊は一束で一日に必要な「β-カロテン」の摂取量を満たしてくれます。
また茹でることでβ-カロテンの量が約2倍になります。
春菊の葉は10秒以上加熱すると苦味が徐々に強くなります。
20秒を超えると苦味を強く感じるようになるので、鍋に入れる時は食べる直前に入れるといいでしょう。
茎の部分は加熱しても苦味を感じにくいです。
4. 美味しい春菊の選び方と保存方法
春菊を選ぶ時のポイントをご紹介します。
まず色は青々としていて、葉先まで瑞々しいものを選びましょう。
鮮度が悪いものは黄色がかってハリが無くなるので、そういったものは避けたほうがいいでしょう。
葉のギザギザが浅く、丸いものの方が苦味や香りが弱いので、苦手な方は葉の形を良く見て選んでください。
クセの強い方が好きな方は、葉のギザギザが深いものがオススメです。
保存方法は濡れた新聞紙などでくるんでビニール袋などに入れ、野菜室に立たせておくと鮮度が維持されやすくなります。
春菊は100gあたり約22kcalと低カロリーでありながら、ビタミン類やミネラル類を多く含むことからダイエットや冬の健康維持や肌荒れ防止などに大活躍する野菜です。
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記事を書いた人
岸本淳史