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こんにちは、鈴木です。
コリコリとした噛み応えのある食感と旨味のある味わいの「タコ」は、古くから日本で食用とされている人気の食材ですが、海外で食用とされている国は少なく、西欧の地域ではタコのことを「デビルフィッシュ」と呼んでいたりも!
この高タンパクかつ脂質の少ないヘルシーな食材「タコ」には、実は身体にうれしい栄養が豊富に含まれていたのです!
今回は、タコの意外と知られていない栄養とその効果についてご紹介いたします。
1. タコの歴史とは
平安時代の書物にはタコの料理法の記述が残されており、江戸時代の料理書には桜煮や駿河煮、なます、かまぼこなどといったタコ料理が記され、多様な調理をされ食されてきました。
また古来よりタコとは関わり合いがあり弥生時代の遺跡からはタコつぼ型の土器が発見されたりと、タコは日本人にとってとても馴染み深いものなのです。
タコの産地として有名な兵庫県明石や神奈川県佐島は「西の明石、東の佐島」とも呼ばれ、タコの産地の双極とされています。
タコは獲れる産地によって旬が異なり、関西(兵庫、香川、福岡など)では夏季、関東以北(福島、青森、北海道など)では冬季が旬とされています。
また、関西のタコの旬は、6月〜8月であり麦の収穫期や麦わら帽をかぶる季節に水揚げされることから「麦わらだこ」と呼ばれ、太く短い足と甘みのある味が特徴で、とても重宝されています。
2. タコの栄養成分をご紹介
栄養ドリンクでお馴染み「タウリン」
タコの栄養素には「タウリン」というアミノ酸が多く含まれています。
鷲のマークで有名な栄養ドリンクも昔は、タコを煮詰めて抽出したタウリンを使っていたほど!
タウリンには肝臓での胆汁酸の分泌量を増やし肝機能を高める働きがあります。
胆汁酸には体のコレステロールを分解排出し減少させる効果があり、同時に筋肉疲労の老廃物の除去を助け、筋肉細胞へのダメージや酸化ストレスを減少させる効果が確認されています!
加えてタウリンには交感神経の働きを抑制するので、血圧を抑え「脳卒中・心不全・動脈硬化」などの生活習慣病の改善にも効果があります。
血行促進にも効果アリ「ナイアシン」
タコにはナイアシンやビタミンEが含まれています。
ナイアシンには毛細血管を広げ、血行促進し「循環系・消化系・神経系」の働きを促進する効果が期待できます。
またビタミンEには、血行促進により「食欲減退・二日酔いの改善・血行不良による肩こり・頭痛・冷え症」改善が期待できます。
とにかくタコは低カロリー!
タコは100gあたり76kcalと、低カロリーです。
他の魚介類食材と比較してみても、
サーモン100gあたり120kcal
まぐろ100gあたり125kcal
タイ100gあたり194kcal
と桁違いでタコのカロリーが低いことが分かります
3. タコを食べる際の注意点
尿酸値にはご注意を
タコはプリン体を多く含んでいます、尿酸値が高い方は通風の懸念がある為、摂取量に気をつけましょう!
歯ごたえが良く消化に時間がかかる
タコの独特の食感は、食べていて美味しいですが消化に時間がかかってしまいます。
食べすぎると消化不良を起こして、「胸やけや胃もたれ・吐き気」などの症状を引き起こす懸念がある為注意しましょう!
タコは傷みやすい
タコは傷みやすく、食中毒を引き起こす可能性があります。生タコに関しては鮮度に注意して摂取しましょう。
加熱調理をすると水溶性の栄養素であるビタミンB12とタウリンが流れ出る為、汁ごと摂取をオススメ致します
いかがでしたか?
タコは、海の食材の中でもかなりの健康食材で知られ、疲労回復、内臓やエネルギー代謝の活性化を行ってくれる、万能食材の1つです!
タコを食べる機会を増やし健康を保ちましょう!
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記事を書いた人
Dand.A