Dand.Aのトレーナーが
ダイエット、筋トレ、食事管理など
情報をお届け
こんにちは、岸本です。
みなさん「グラスフェッドバター」はご存知ですか?
最近では、ダイエットに効果のあると話題のバターコーヒーにも使用されますが、どのような栄養成分が含まれているのでしょうか。
アメリカの起業家であるデイヴ・アスプリー氏が「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」でこのバターコーヒーダイエットを紹介し、日本でも瞬く間に話題となりました。
著者のデイヴ氏は、実際にこのバターコーヒーダイエットで、140kgもあった体重を100kg以下にまで減量しており、その結果から効果の高さを証明しています。
今回は、海外セレブにも大人気の「グラスフェットバター」のダイエット効果をご紹介します!
1. グラスフェットバターとは
グラスフェッドバター(Grass-Fed Butter)とは、牧草のみをエサとして飼育された牛の生乳で作られたバターのことをいいます。
グラス:Grassは「牧草」
フェッド:Fedは「与えた、育てた」
という意味です。
ちなみに、トウモロコシや麦などの穀物を与えられ、畜舎で飼育をすることを「グレインフェッド(Grain-Fed )」といいます。
日本やアメリカ、カナダで飼育される牛の多くがこのグレインフェッドです。
グラスフェッドの牛は、主にニュージーランドやオーストリアの広大な大地に放牧されて飼育されています。
この放牧された牛はエサとされる牧草を探して歩き回るため、狭い畜舎で育てられるグレインフェッドの牛に比べてストレスが少なく健康的に育つことができます。
このような好環境化で育てられた牛の生乳で作られたグラスフェットバターが、従来のバターよりも栄養価が高く注目されているのです。
このグラスフェットバターを使用された「バターコーヒー」が、お手軽でダイエットに良いとメディアなどでも話題になっています。
2. なぜバターコーヒーはダイエットにいいのか?
グラスフェット牛の乳から作られたバターには、コレステロールや中性脂肪の減量に効果のある「不飽和脂肪酸」が豊富に含まれています。
この不飽和脂肪酸は青魚などの魚介類やオリーブオイル、亜麻仁油などにも含まれている良質の油ですが、中性脂肪や悪玉コレステロールなどを減らし、肥満を防ぐこと効果があります。
これにコーヒーに含まれている「カフェイン」を併せることがポイントになります。
カフェインには、エネルギーの消費量を高める効果があります。交感神経を程よく刺激することによって、体内器官にあるさまざまな働きを活発にしてくれるので、体内にあるエネルギーの消費量を高めることができます。
ただし、夕方以降のカフェイン摂取は睡眠の質を低下する恐れがあるので注意しましょう。
その他にもコーヒーには、「クロロゲン酸」というポリフェノールが含まれており、このクロロゲン酸には脂肪が体内に蓄積するのを防ぎ、脂肪を分解燃焼してくれる働きがあります。
このように、不飽和脂肪酸とカフェインの相乗効果により、高いダイエット効果が期待できるのです。
3. バターコーヒーの作り方
バターコーヒーダイエットの正しい方法は、朝食にバターコーヒーを飲むだけです。
では、話題の「バターコーヒー」ですが、何を使用して、どのように作られているのかをご紹介します。
1. ハンドドリップで丁寧にコーヒーを抽出
2. コーヒーにグラスフェッドバター(大さじ1杯)を入れる
3. 2にMCTオイル(1~2杯)を入れる
4. ブレンダーなどでしっかり混ぜる
素早くエネルギーに変換されやすいMCTオイルを加えることで、よりダイエット効果を感じることができます。
コーヒーは、インスタントでも構いませんが、できれば良質な淹れたてのドリップコーヒーの方が味も美味しくおすすめです。
このように、グラスフェットバターのダイエットへの活用方法は、日本ではまだまだ普及段階なので、間違えた方法で実践してしまう方が多いです。
今回ご紹介した正しい方法であれば、効果を半減させることがなく、体質が合わない方を除いては、かなりのダイエット効果があります。
プライベートジムDand.Aではプロのトレーナーがダイエットに関する正しい知識や痩せる為の食事方法を伝授します。
ご興味ある方は無料カウンセリングにご応募下さい。
お待ちしております。
記事を書いた人
岸本淳史