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こんにちは、岸本です。
独特なクセのある香りをもつパクチーは、好き嫌いが非常に大きく分かれる野菜ですが、中には「パクチニスト」と呼ばれる愛好家がいるほど病みつきになってしまう方も多いですね。
パクチーのファンには女性が多い印象ですが、実はダイエットや美容に効果的な成分が豊富に含まれているのです。
本日は、パクチーの栄養や効能についてご紹介していきます!
1. パクチーとは
パクチーは、南ヨーロッパ・地中海沿岸原産のセリ科の一年草です。
日本には平安時代までに中国から伝来したといわれています。
西洋料理ではコリアンダー、中華料理では香菜(シャンツァイ、こうさい)と呼ばれていますが、近年はタイ語のパクチーという呼び名で定着してきました。
パクチーの種はカレー粉などに使われるスパイスのコリアンダーシードになりますが、葉っぱとは味も香りも全く異なります。
また一年草とは、種を蒔いたその年のうちに発芽し、花が咲き、種をつけ、枯れる植物で「一年性植物」とも呼ばれます。
一年草は、1シーズン花を咲かせ、種をつけて枯れた後はもう花を咲かせることはありませんが、次の年は残された種から新しい株が育ちます。
2. パクチーの代表的な効能をご紹介
ダイエット効果
パクチーの葉に含まれる「コリアンドリン」という物質には代謝を促進する働きがあります。
専門誌「Plant Food for Human Nutrition」に発表された研究によると、コリアンドリンは悪玉コレステロール値、中性脂肪を減少させたといいます。
これからの働きにより、パクチーはダイエットに効果的だといえます。
デトックス効果
現代社会に生きる私たちは、たくさんの有害物質や毒素に取り巻かれ、大切な健康を常に危険にさらしながら生活をしています。
多くの方は、食品添加物、シャンプーなどの化粧品、残留農薬、排気ガスから「水銀、ヒ素、鉛、カドミウム、アルミニウム、ニッケル、スズなど」を、体内に蓄積しているといわれています。
パクチーには、体内に溜まったこれらの有害物質を外に排出する「キレート作用」があり、体に有害な作用をおよぼす活性酵素の働きを抑えるデトックス効果があります。
アンチエイジング効果
パクチーに含まれるβカロチンには強力な抗酸化力があり、その含有量は大豆の約10倍です。
このβカロテンは体内で必要に応じてビタミンAへと変換し、とても抗酸化作用が高く、アンチエイジングや生活習慣病の予防、皮膚や粘膜の保護をして免疫力アップや夏バテの予防にも効果的です。
美肌効果
パクチーに含まれる「ゲラニオール」は女性ホルモンの分泌に関わりの深い物質で、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌を助けます。
ホルモンバランスを整えるため、生理痛や月経前症候群、更年期障害の症状を緩和する効果も得られます。
またエストロゲンは「美肌ホルモン」とも呼ばれる物質です。
この働きにより肌に潤いをもたらし、弾力のあるお肌を作ります。皮脂を抑える働きもあるため、ニキビ改善にも効果的です。
3. パクチーを食べる時の注意点
食べ過ぎには注意しよう
パクチーは食べ過ぎてしまったり、料理の刺激が強かったりすると腹痛や下痢、体調不良など体に影響が出ることがあります。
パクチーにはデトックス効果や整腸作用があることから、消化を助ける強い働きがあります。
パクチーを食べ過ぎるとその働きが強くなり腸の動きが活発になり、下痢や腹痛を引き起こす原因になるといわれています。
アレルギーには要注意
パクチーに対してアレルギー症状が出ると吐き気や頭痛、下痢、蕁麻疹が出るといったことがあります。
また気が付きにくいのですが、口の中や舌、喉がかゆくなったりする口腔アレルギーということもあります。
特に同じセリ科のパセリやセロリ、人参などでアレルギー症状が出るような方は気をつけたほうがいいでしょう。
またキク類・キキョウ類にも属しているので、ヨモギやブタクサなどで花粉症が出る方も注意が必要です。
4. パクチーの効果的な食べ方
パクチーは加熱するとビタミンCが減ってしまいます。
そのため、ビタミンCを損なうことなく摂取するためには、生で食べることをオススメします。
また油と合わせることでβカロテンの吸収を高められるので、オリーブオイルなどのダイエットに効果的なオイルと合わせて食べるといいでしょう。
知れば知るほど、パクチーはダイエットや生活習慣の改善に役立つ野菜だとわかります。効果的にパクチーを取り入れて、美しく快適な食生活を送りましょう!
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記事を書いた人
岸本淳史