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こんにちは、岸本です。
ケトジェニックダイエットの流行とともに注目されるようになった「MCTオイル」
最近では、
日本でも17万部以上のベストセラーとなっている「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で紹介されてから、一段と話題となっています。
このMCTオイルにはとても優秀なダイエット効果があり、正しい使用方法で実践すると効率よく痩せることができるのです。
本日は、MCTオイルのダイエット効果、使用方法についてご紹介します。
1. MCTオイルとは
中鎖脂肪酸100%の油のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)といいます。
ダイエットオイルとして有名なココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は約60%です。
この中鎖脂肪酸は、一般的な植物油と比べて、消化・吸収がよく、すぐにエネルギーになりやすいという特性を活かし、医療現場やスポーツ分野における栄養補給や、生活習慣病予防など、さまざまな場面でも活用されています。
2. MCTオイルのダイエット効果とは
MCTオイルには、栄養の吸収を高めつつ代謝を促し、身体に蓄積された脂肪を分解して排出する働きがあります。
そのため身体が余分な脂肪や糖を吸収しにくくなり、エネルギーを消費しやすくなるのです、
またMCTオイルを摂取すると、体脂肪を燃焼させる「ケトン体」を効率よく生成できるなどの点でダイエット効果にも注目されています。
まず身体は、細胞が活動するためのエネルギー源としてブドウ糖を消費しています。
このブドウ糖が不足すると、体内に貯蔵している脂肪を燃やしエネルギーに変換します。
この時に、ケトン体と呼ばれる物質が肝臓で生成されます。
ケトン体は、ブドウ糖の代わりに脳や心臓など様々な臓器のエネルギー源になることができます。
通常は、体にとって一番のエネルギーとなるブドウ糖が体内に十分に存在していれば、ケトン体が生成されることはありません。
ですが、中鎖脂肪酸はブドウ糖が十分にある状態でも、脂肪を燃やしてケトン体を生成します。
さらに長鎖脂肪酸のおよそ10倍のケトン体を生成できるため、体脂肪の燃焼効果が非常に高いのです。
3. ダイエットへの活用方法
MCTオイルを摂取する方法で有名なのが、コーヒーに入れて飲むものです。
これは、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』で紹介された完全無欠コーヒーです。
アメリカの起業家であるデイヴ・アスプリー氏が「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」でこのバターコーヒーダイエットを紹介し、日本でも瞬く間に話題になりました。
実際にデイヴ本人がこのバターコーヒーダイエットで、140kgもあった体重を100kg以下にまで減量しており、その効果の高さを証明しています。
コーヒーに入れて飲むこと以外にも、ヨーグルトや出来上がった味噌汁に加えるなど、MCTオイルでドレッシングを作る方法もあります。
4. MCTオイルを使用する際の注意点
加熱には要注意
MCTオイルを調理に使うとき注意したいのが、発煙点の低さです。
発煙点とは、加熱したときに煙が発生する温度のことで、MCTオイルの場合150度未満です。
他の植物性油が200度以上であることと比べると、加熱調理が非常に危険であることがわかると思います。
使用する際は、加熱するのではなくそのまま料理に加えるようにしましょう。
糖尿病と肝臓病の方は摂取しないこと
MCTオイルは、摂取することで発生するケトン体によってダイエット効果を発揮しますが、このメカニズムが糖尿病と肝臓病の方には悪影響を及ぼすといわれています。
糖尿病の方は、血液に含まれるケトン体が増えることで意識障害を起こしたり、肝臓病の方は、肝臓に直接運ばれるオイルの影響で肝臓負担が増してしまうのです。
糖尿病予備軍だったり、肝臓に持病があるなど、不安な点がある場合は、MCTオイルを摂取する前に、お医者さんに相談してみてください。
よりスムーズにダイエットを成功させるためには、食習慣の改善と運動習慣が必要です。
MCTオイルを取り入れて、しっかり運動習慣を身につけことにより、効率よく理想的な体を手に入れられるでしょう!
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記事を書いた人
岸本淳史