Dand.Aのトレーナーが
ダイエット、筋トレ、食事管理など
情報をお届け
こんにちは、岸本です。
しっかり筋肉をつけて、引き締まった体を手に入れるための食事として、タンパク質以外にも糖質の摂取が必要不可欠です。
ただカロリーを意識するだけでなく、低GI値の食事を心掛けることがダイエットの重要なポイントになります。
本日は、ダイエット時にオススメの糖質食材をご紹介します。
1. GI値とは?
GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略です。
食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものをGI値といいます。
オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品、56~69の間の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義しています。
GI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられます。
このインシュリンには脂肪を作り脂肪細胞の分解を抑制する働きがあるので、分泌されすぎると肥満の原因ともなってしまいます。
そのため、ダイエットをするには低GI値の食材を選ぶことが重要になるのです。
2. ダイエットにオススメの糖質食材
玄米【GI値 55】
玄米は籾殻を取り除いただけの精製されていないお米です。白米のGI値は88ですが、玄米は55と低GI値食材に分類されます。
また胚芽など栄養素が豊富に残っているので、白米よりも栄養価は高いです。
食物繊維は白米の約5倍多く含まれているため、血糖値の急上昇を抑える効果があるため、肥満防止に役立ちます。
ただ、よく噛まないと消化不良を起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。
ボディメイクをしている方の中には、減量開始とともに、白米から玄米に切り替えるという方も多くいます。
オートミール【GI値 55】
オートミールとは、グラノーラと同じ原材料の「オーツ麦」を脱穀して食用加工したものです。
そんなオートミールは、ダイエットに適した食材として最近注目をされています。
日本人にはあまり馴染みのないオートミールですが、玄米と同様に栄養価が高く、食物繊維が豊富に含まれているなどの理由で、健康志向の方達に人気です。
全粒粉パスタ【GI値 50】
全粒粉のパスタには、鉄、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、カリウム、亜鉛や食物繊維が、精製された小麦粉のパスタに比べると3倍から5倍多く含まれています。
一般的なパスタのGI値は65です。炭水化物の中でもGI値は低めで太りにくいとされていますが、全粒粉パスタのGI値は50です。
全粒粉パスタは、一般的なパスタよりも血糖値の上昇が緩やかで、太りにくい食材です。
ふすまパン【GI値 50】
ふすまパンは今話題のヘルシー素材「小麦ふすま」を使用したパンです。
小麦の粒や皮を焙焼した小麦ふすまで食物繊維を多くする事によって糖質を控える事が出来ます。
この糖質量の低さは、糖質制限やダイエットの分野でも注目されており、食物繊維など栄養価の高さもポイントになっています。
ダイエット中にパンを食べたいという方にはふすまパンがおすすめです。
干し芋【GI値 55】
さつま芋は芋類の中では最も食物繊維が豊富です。
その他にもビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄が含まれているので、ダイエットに効果的といわれています。
GI値を気にするだけでも血糖値の上昇が抑えられ、結果、食べても太りにくく、痩せやすい食習慣を身につけられます。
ただカロリーを意識した食事制限ではなく、低GI値の食事を心掛けるだけで、ダイエット時のストレスがだいぶラクになるはずです。
ただし、糖質制限中の方や、食べ過ぎには注意しましょう!
プライベートジムDand.Aではプロのトレーナーがダイエットに関する正しい知識や痩せる為の食事方法を伝授します。
ご興味ある方は無料カウンセリングにご応募下さい。
お待ちしております。
記事を書いた人
岸本淳史