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こんにちは、岸本です。
鍋料理や炒めものなど、さまざまな料理に引っ張りだこな食材の「きのこ」には、ダイエットや美容に効果のある栄養素が豊富に含まれています。
ですが、たくさん種類のあるきのこの中から、どれを選んだら良いのかと悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本日は、そんな数あるきのこのそれぞれの特徴や効果についてご紹介していきます。
1. なぜ「きのこ」はダイエットや美容に効果的?
きのこのほとんどが100gあたり20kcalほどでとても低カロリーな食材です。
普段カロリーを気にされている方でも、きのこであればカロリーを気にせず食べることができます。
・椎茸・・・18kcal
・ぶなしめじ・・・15kcal
・舞茸・・・16kcal
・えのき・・・22kcal
・なめこ・・・15kcal
・エリンギ・・・24kcal
また、きのこにはダイエットや美容に欠かせない「食物繊維」や「ビタミンB群」「ビタミンD」などが豊富に含まれています。
そのため、きのこを積極的に食べることで、さまざまな嬉しい効果が期待できるのです。
2. 種類別きのこの栄養価をご紹介
老化防止には「椎茸」
椎茸には、脳の老化を防ぐ栄養素である「グルタミン酸」が豊富に含まれています。
さらに、筋肉や骨を丈夫にするビタミンDのもとになる「エスゴステリン」が含まれています。
ビタミンDはカルシウムの吸収をアップし、骨粗しょう症の緩和と予防に有効です。
特に干し椎茸は、栄養素が凝縮されているのでオススメです。
お肌トラブルに「ぶなしめじ」
糖質や脂質をエネルギーに換えて、肌荒れを抑制、肌を健康な状態に保つ効果のある「ナイアシン」
肌荒れを改善する「オルニチン」を豊富に含みます。
また、他のきのこと同様にカルシウムの吸収を助けるビタミンD、紫外線を浴びることでビタミンDに変化する「エリゴステロール」という成分を多く含んでいます。
美肌効果には「舞茸」
きのこの中でも、美肌効果が抜群なのが舞茸です。
肌荒れを抑制する「ビタミンB2」がきのこの中でも最も多く、乾燥から肌を守ってくれる「トレハロース」も豊富に含みます。
さらにシミやソバカスの原因になる、メラニン色素を抑える成分も含まれているので、アンチエイジング効果が抜群です。
また、「βグルカン」という多糖類を豊富に含み、免疫機能を回復させガン細胞の増殖を抑える働きもあります。
舞茸はこの効力が群を抜いて強く、βグルカンは食物繊維と同じように腸を綺麗にする効果があるため、大腸がんなどの予防にも役立つ食材です。
疲労回復には「えのき」
肝臓や腎臓といった臓器の機能を高め、ストレスを軽減する効果のある「GABA(ギャバ)」を豊富に含みます。
そのほかには、疲労回復効果が期待出来る「ビタミンB1」も豊富です。
また、えのきに多く含まれる「キノコキトサン」には脂肪を吸着し排出する効果と、キノコキトサンの成分の一部であるエノキタケリノール酸が脂肪を燃焼する効果があります。
きのこの中にでもキノコキトサンが多く含まれているのが、えのきなのです。
美容効果には「なめこ」
なめこのヌメリには「コンドロイチン」という成分も含まれています。
関節軟骨の主成分として有名ですが、コンドロイチンには組織に保水性や弾力性を与えることで潤いとハリのある肌を保つ作用もあり、化粧品に保湿成分として配合されています。
便秘改善「エリンギ」
エリンギは歯ざわりの良さが特徴です。
きのこの中でも特に「食物繊維」が豊富で、不溶性食物繊維が多い為、便秘の解消だけでなく、腸のデトックス効果、生活習慣病の予防が期待できます。
また、ビタミンB郡とビタミンD、葉酸、カリウムも多く含みます。
栄養補給源といえるほどの栄養価は高くはありませんが、不足しがちな食物繊維や、糖や脂質の代謝を促進してくれる成分などを摂取することができます。
3. 美味しく食べられるきのこの保存方法
風味が落ちるのを避けるため、洗わないこと
風味を生かすため、きのこは洗わずに保存することをオススメします。
汚れやホコリが気になる方は、水で湿らせたキッチンペーパーで拭き取るようにすると良いでしょう。
冷蔵と冷凍を使い分けて保存する
その日のうちに使いきる場合は、生のまま冷蔵保存しても大丈夫です。
それ以外は、きのこは鮮度が落ちやすいため冷凍保存しましょう。
冷凍してから加熱すると、細胞膜が壊れ、酵素の働きによってうまみが増すともいわれます。
いかがでしたでしょうか?
きのこは低カロリーということで料理に取り入れていた方もいたかもしれませんが、低カロリーだけではなく、そのほかの栄養素もダイエットや美容効果をもたらす優秀食材です。
是非、きのこを取り入れて効果を体感してください!
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記事を書いた人
岸本淳史