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日本のスーパーフード「味噌」海外でも注目される理由とは

こんにちは、岸本です。

世界にはアサイーやチアシードのような色々なスーパーフードがあります。

このような海外のスーパーフードも栄養が豊富で魅力的ですが、日本にもそれに劣らないスーパーフードがあることはご存知でしょうか。

その海外でも注目されている日本のスーパーフードのひとつが「味噌」なのです。

大豆を発酵させることでできる味噌にはダイエットや美容に嬉しい栄養成分が豊富に含まれているのです。

本日は、わたしたちの身近にある味噌のさまざまな効果について解説します。

1. 味噌とは

日本のスーパーフード「味噌」は、大豆や米、麦などを蒸したものに食塩と麹をまぜて発酵させた調味料です。

良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、別名「畑の肉」ともいわれています。

大豆は発酵の過程で、アミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れた味噌󠄀となります。

そのほかに、良質な脂質やミネラル、食物繊維など、たくさんの栄養素が含まれています。

また味噌のいい所は、消化に良いことです。

大豆は、そのままでは消化吸収されにくいとされていますが、発酵過程で、酵素や微生物の働きで消化吸収されやすい形に分解されています。 

さらに味噌の中には活性度の高い消化酵素も豊富に含まれているため、他の食品の消化吸収を助ける働きをします。

味噌を選ぶときのポイントは原材料名に書かれている成分ができるだけ少ないものを選ぶといいでしょう。

2. 味噌の嬉しい5つの効果をご紹介

ダイエット効果

味噌に豊富に含まれるダイエットの味方は、コリンやサポニンという栄養成分です。

コリンは肝機能を高めて脂肪の蓄積を抑制してくれます。
またサポニンは腸の働きを整え、不要な脂肪吸収を抑制しながら効率よく脂肪燃焼を促してくれる働きがあるため、ダイエットに非常に効果的な食品といえます。

最近は味噌汁ダイエットという方法も流行っていますが、食事の最初に味噌汁を飲んで、ある程度お腹を一杯にしてから主食やおかずを食べることで食べ過ぎを防ぐこともできます。

コレステロールの抑制効果

味噌に含まれるレチノール酸や大豆レシチンは血圧やコレステロールの上昇を抑制する働きがあります。

コレステロール値が上昇すると、動脈硬化などの血管の病気が促進され、脳梗塞、心筋梗塞、血栓症などの原因となることが知られています。

コレステロール対策こそ、心臓疾患を予防する鍵といえます。

美肌効果

美白化粧品の人気成分といえばアルブチンですが、味噌にはアルブチンと同等の美容効果があると言われているリノール酸が含まれています。

リノール酸にはシミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する働きがあります。

そのほかに肌の保湿力向上や抗炎症作用もあるので、高い美肌効果が期待できます。

アンチエイジング効果

味噌にはアンチエイジング効果の高い女性ホルモンの活性化を促進してくれるイソフラボンが含まれています。

またビタミンは全般的に美容にいいといわれますが、なかでもアンチエイジングビタミンといわれる「ビタミンE」が味噌には豊富に含まれています。

イソフラボン、リノール酸、ビタミンEの三つを同時に摂取することで美容効果、アンチエイジング効果がより一層高まることは間違いありません。

白味噌には米こうじがより豊富に含まれているたも、今注目の飲む点滴といわれる甘酒と同じくアンチエイジング効果を得ることができます。

がんの抑制効果

味噌が持つ抗がん作用に関するさまざまな研究が行われています。

1981年に国立がんセンター研究所の平山雄博士によって発表された「味噌汁を飲む頻度と胃がんの死亡率との関係」の調査結果によると、味噌汁を飲む人と飲まない人を比べると、とくに男性では全く飲まない人の胃がん死亡率は、毎日飲む人に比べて約50%も高い。
心筋梗塞、肝硬変などの場合にも同じような傾向がみられます。

また味噌には乳がんの抑制にも効果があることが証明されています。

国立がん研究センターによる多目的コホート研究(2003年)では、岩手、秋田、長野、沖縄の4県14市町村に居住する40~59歳の女性21‚852人を対象に味噌汁や豆腐、納豆などの大豆製品の摂取量、そこから計算されるイソフラボンの摂取量と乳がんの罹患率の関係を10年間にわたって追跡し、疫学的に調査を行いました。

その結果、「味噌汁1日1杯未満」の人の乳がん罹患率を1とすると、「1日2杯」の人の罹患率は0.74、「1日3杯以上」の人の乳がん罹患率は0.6の数値だったそうです。

つまり「味噌汁1日1杯未満」の人よりも、2杯の人は26%、3杯以上の人は40%も、乳がんの罹患が減少していることがわかりました。

3. 「赤味噌」と「白味噌」の効果の違いとは

味噌は出来上がりの色によって「白味噌」「赤味噌」に分けられます。

これは発酵、熟成期間中に「メイラード反応」という化学変化によって、味噌は赤色っぽく変化します。

メイラード反応とは、アミノ酸が糖と反応して褐色に変化することをいい、醸造期間が長くメイラード反応が進んだ味噌ほど、味噌の色が濃くなっていくようです。

白味噌

白味噌は、赤味噌には含まれない「GABA」という成分が豊富です。
GABAは脳の興奮を抑える神経伝達物質です。

主にイライラや不眠を和らげ、ストレス軽減やリラックス効果があります。

脳の興奮状態によって引き起こされる「過食」を抑える効果も期待できるため、ダイエットにも効果があるため夜に摂るといいでしょう。

赤味噌

白味噌に比べ、メイラード反応が進んでいる赤味噌にはメラノイジンやペプチドが豊富に含まれています。

まずは赤色の素であるメラノイジンには、活性酸素を除去するほかに、腸内を刺激して代謝をあげる効果があります。

ペプチドは中性脂肪を減らし、抗酸化作用があります。

ですので、赤味噌はアンチエイジング効果やダイエット効果が期待できるのです。

4. 味噌の塩分について

味噌は塩分の多い調味料と思っている人がたくさんいますが、100g中の塩分含有量が多くても少なくても、味噌汁として摂取するときは、塩分濃度は1%くらいとなります。

仮に味噌汁1杯を摂取したときの塩分摂取量は1.2g~1.5g前後で、他の食品の1回の摂取量と比較すると、味噌汁の塩分は必ずしも多くはなく、専門家の研究によると味噌汁でいうと1日3杯までは塩分の摂り過ぎにはならないといわれています。

また、味噌汁を作るときに具をたっぷり入れるなどの工夫をすれば、汁の量を減らすことができ、塩分の摂取も少なくなります。

せっかく日本人として生まれ、味噌というスーパーフードが身近にあるのですから、ダイエットや美容以外にもさまざまな病気の予防に最適な味噌汁を飲まないのはもったいないですね。

是非、いつもの食事に味噌汁を摂り入れてみましょう!

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岸本淳史

記事を書いた人

岸本淳史

好きな言葉は「筋肉痛」です。

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